【限定豆】エチオピア グジG-1 アナソラ アナエロビック

【限定豆】エチオピア グジG-1 アナソラ アナエロビック

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味の傾向:酸味

オススメロースト:ハイ2

コメント:好き嫌いが分かれる酸味系。飲む前の香り,飲んだ時のフルーティーさが素晴らしく後味も抜群でした。

詳細情報

国名    :エチオピア

エリア  :グジ、シャキッソ、アナソラ地区

農園   :アナソラウォッシングステーション

標高   :1,900m〜1,950m

豆の種類 :原生品種

精製方法 :アナエロビック・ナチュラル

 

カッピングプロファイル

プルーン、ドライレーズン、ブラックカラント、ダークチョコレート、シナモン、アプリコット、ラウンドマウスフィール、ロングアフターテイスト

 


アナソラ・ウォッシングステーションは、グジの北西部シャキッソ郡の標高1900mに位置するアナソラ集落にあるウォッシングステーションです。グジは、オロミア州に属するゾーンの1つで、この地に暮らすオロモの部族にちなんで名付けられました。ECXカテゴリーでは、古くはシダモとしてカテゴライズされていた為、シダモ・グジとカテゴライズされていました。ウラガ、アドラ、シャキソ、ハンベラ、ケルチャの5つのウォレダ(郡部)でコーヒー生産が行われており、シャキッソは緑豊かな森林帯の中でコーヒーが生産され、エチオピアの中でも豊かな環境を有するエリアとして知られています。 この地に暮らす人々は、グジの由来ともなったオロモ族を中心に、ゲデオ族、アムハラ族などが暮らしています。ウォッシングステーションは、1970年代にエチオピアに導入されたと言われており、グジや隣接するイルガチェッフェ、シダモエリアは、その走りとされており、ウォッシングステーションの歴史は古く、エチオピアの代表的な生産地、そして高品質なコーヒーの名産地とされています。

高品質なコーヒー生産を掲げ

高品質なコーヒー生産を掲げ

アナソラ・ウォッシングステーションは、5.2Haの敷地に12基の発酵槽、280台ものアフリカンベッドを有し、収穫期には周辺に暮らす300軒強の小規模な生産農家によって毎日チェリーが運び込まれます。アナソラ・ウォッシングステーションはグレード1の規格を達成する高品質なコーヒーの生産を掲げており、運び込まれたチェリーは、もう一度選別が行われ、熟度の良いチェリーのみに分けられます。
 今回のアナエロビック・ナチュラルにおいては、その後、乾燥目的とは別にフローター除去後の水を切る目的から短時間アフリカンベッドで乾かし、その後嫌気性発酵のプロセスに進みます。嫌気性発酵は、バルブのついたビニール袋(布団圧縮袋のような袋)にチェリーを投入し、酸素を脱気した状態にして、ウォッシングステーション内の保管庫で嫌気性発酵を行います。昼夜の発酵具合と温度に注意しながら、内部に発生したガスを定期的に抜いて、10日かけて嫌気性の発酵処理を行っていきます。豆のpH値と色味、香りを確認しながら最終的な判断をし、完了したらアフリカンベッドで乾燥工程に移ります。
プロセスを終えたチェリーは、テーブル番号が振られたアフリカンベッドに運ばれ、薄く広げられ攪拌、選別を繰り返しながら20日~30日かけて理想的な水分値に仕上げられます。 
 豊かな火山性土壌の恩恵、自然環境や高低の複雑な地形による微気候、日中の寒暖差などから、チェリーはゆっくりと熟度を増し、グジ特有のエキゾチックで個性的な風味を有します。グジが1つのコーヒー産地にカテゴライズされて以降、ウォッシングステーションや生産者たちのモチベーションも高まり、地域に活気をもたらしています。

TRACON TRADING

TRACON TRADING

トラコントレーディングはエチオピアの輸出業者のひとつです。エチオピアにとってコーヒーは、もっとも重要な農作物であり外貨獲得のための換金作物でもあります。トラコントレーディングではそのようなコーヒーに注目し、ヨーロッパやアメリカ、東洋、中東のスペシャルティコーヒー市場にエチオピアのコーヒーを輸出しています。 また、エチオピア国内において6つのウォッシングステーションを構え、イルガチェフェとLimmu(リム)エリアには環境に配慮したウォッシングステーションを所有。品質の向上、認証の取得などを掲げ、持続的で高品質なコーヒー生産を目指いしています。
 そして、最高品質のコーヒーを提供し、エチオピアのコーヒー業界をけん引する企業となること、国際的に認知される企業をなることをビジョンとして掲げています。
 近年はエチオピアにおいてもCup of Excellenceが開催され、Tracon TradingもCOE受賞を果たし、高品質なスペシャルティコーヒーへ様々なチャレンジを日々行っています。

2025年カッピングコメント

アナソラ ナチュラルに比べて、アナエロビックの発酵感がはっきりしている風味特性で、ドライレーズンやプルーン、少しラム酒のようなアルコリックなアロマやシナモンのようなアロマなど特徴的なコーヒーに仕上がっています。十分にクリーンなカップの印象があり、冷めるにつれて透明感も増し、アナエロビックといえどもギトギトせず、明瞭さにかけず、フレーバーやアシディティが捉えやすいのも好印象でした。行きすぎずちょうど良い風味バランスかと思いますので、広く楽しんでいただければと思います。