
味の傾向:マイルド系
オススメロースト:シティ2〜フルシティ
コメント:飲み当たり優しい酸味も感じますが、後味に甘い香りもあり飲みやすいコーヒーです。
詳細情報
国名 :グアテマラ
エリア :アンティグア
農園 :ソレダー農園
標高 :1,625m
豆の種類 :ブルボン、カトゥーラ
精製方法 :フリーウォッシュド
カッピングプロファイル
アメリカンチェリー、オレンジ、洋ナシ、ココア、マリック、スムースマウスフィール
受け継いだ伝統を、洗練しながら
グアテマラ、アンティグア州のサカタペケ地区、“サン・フアン・デ・オビスポ”へ通じる道の途中、火山帯に囲まれた山地の中にソレダ-農園はあります。ソレダー農園の起源は100年以上前に遡ります。現オーナー、ルチア・セラヤ女史の曽祖父であったアギーレ氏が1908年に農園を設立したのが歴史の始まりです。当初は大きな1つの農園として“サンタ・クララ”という農園名で呼ばれていました。近年になり“サンタ・クララ農園”からソレダー農園が派生し、曽祖父の情熱を受け継いだセラヤ女史によって洗練された管理が行われています。
シェードツリーによる安定した風味と収穫量
ソレダー農園はシェードツリーは適切な日照を得るために毎年一定の丈を剪定しており、安定的な生産量と熟度を保つ一手間がなされています。生産処理は“サンタ・クララ”のマイクロミルを使用し、伝統的なウォッシュドコーヒーとして天日乾燥によって仕上げられます。そして火山帯に囲まれ、1625mに及ぶ高度、肥沃な土壌、そして特殊なマイクロクライメットといった理想的な環境は、素晴らしい特徴を持ったコーヒーを産み出す重要な素地となっているのです。
2023年コメント
- マイルドで癖のない風味
- アメリカンチェリーやオレンジ、洋ナシなど爽やかなアロマ・フレーバーとココアのような甘さが魅力的なコーヒーです。こうした果実味と甘さやマウスフィールの適度なボディ感がマッチして、中庸的であり好みを選ばない風味に仕上がっています。こうしたバランスの良さが例年アンティグアコーヒーの中でもソレダーの人気に繋がっているように思います。今年も変わらず、ソレダー農園らしい風味バランスになっているかと思いますので、是非今クロップもお試しください。