パラダイスプレミアム

パプアニューギニアはオーストラリアの北、コーヒーベルト地帯で赤道の少し南側に位置しており、1950年代にジャマイカからブルーマウンテンの種子が持ち込まれて本格的なコー ヒー栽培が始まりました。プローサ農園はイースタンハイランド州都ゴロカから4WD車に乗り道なき悪路を半日、天候や道路状態次第では丸1日以上を掛けてやっと辿り着く事の出来る、まさにパプアニューギニアの秘境にある農園なのです。

そしてパラダイスプレミアムの名の由来はその秘境を優雅に飛ぶ極楽鳥(バードオブパラダイス)をイメージして名付けられ、そのコーヒー麻袋には極楽鳥のロゴがあしらわれています。

プローサ農園の標高は約1,600mで、農園の面積は約220ヘクタールです。そして植樹されているコーヒーツリーの品種はティピカ、アルーシャです。また、パラダイスプレミアムの精製方法ですが、パーチメントは全て天日干しの自然乾燥で、豆の選別については丁寧にハンドピックで欠点豆の除去がおこなわれます。そして等級分けされた豆の中から最高ランクのAA，AグレードやPBがパラダイスプレミアムコーヒ ーとして日本へ輸出されています。また、ここプローサ農園はコーヒー豆の栽培環境としては最高の条件が自然のままで成り立っています。まず1日の気温の寒暖差、夜はぐっと気温が下がり

朝方は濃い霧が農園や山々を覆い幻想的な世界です。また昼の間はぐんぐん気温が上昇し、時折 涼しい山風が吹き抜けます。また年間を通した降水量はコーヒー栽培に必要十分な量です。そし て注目すべきはその土壌環境なのですが、前述の通りプローサ農園は、近代化の進入を拒む険し い山奥の秘境にあるだけに元来の火山性土壌と相まって、その秘境の地、プローサの土が本来持 っている肥沃なエネルギーに満ちているのです。

そしてプローサ農園では農民の知恵により、あ る選ばれたスミレ科の植物を農園に植える事により、その植物の根がもたらす地中への自然作用 を利用して土壌の活性化・肥沃化に自然寄与させる事により、人工的な肥料や農薬を一切使用する必要のない土壌環境を持っているのです。そしてパラダイスプレミアムコーヒーはプローサ農園で長い間コーヒーの栽培に携わる人々が先祖伝来の自然農法で育てた完全なる無農薬栽培のコーヒー豆なのです。

そして農民達がそこにある自然豊かで肥沃な土に敬意を払い、まさに大地の恵みとして与えられた最高のコーヒー豆なのです。このパラダイスプレミアムコーヒーを飲んで頂ければ、今迄に経験した事の無い、豊かな香りと深い味わいを実感し、極楽鳥の飛ぶ秘境の地からの自然の恵みに思わず感動されることでしょう。