エルサルバドルの生産者の中でも、丁寧な栽培と地道な改良を続けている**バラム農園**。
この農園は、現農園主であるRodrigo氏が、Nacho Gutierrez氏から3ヘクタールの土地を引き継いだことから始まりました。
Nacho氏の助言を受けながら、土壌に合った品種選びや管理方法を一つひとつ積み重ね、現在のバラム農園のかたちが作られています。
現在は、シドラ、SL-28、パカマラといった品種を中心に栽培しながら、近年はゲイシャ種の栽培にも取り組み、良好なカップクオリティを確認しています。
その中でも、このロットは収穫と乾燥の精度に徹底して向き合うことで、穏やかで整った味わいに仕上げられました。
Rodrigo氏が特に重視しているのが、収穫のタイミング。
完熟した実だけを丁寧に選び、収穫後は日陰でゆっくりと乾燥させることで、雑味を抑え、やわらかな甘さと丸みのある口当たりを引き出しています。
また、粘土質で水はけのよくない土壌に対しては、高畝を立てるなどの工夫を重ね、今ある環境の中で最良の状態をつくる努力を続けてきました。
カップは、角の取れたやさしい飲み口。
派手さはありませんが、口当たりはなめらかで、穏やかなコクと自然な甘みが心地よく広がります。
酸味が前に出すぎることはなく、全体のバランスがよいため、時間帯やシーンを選ばず楽しめる味わいです。
毎日の一杯として、気負わず、安心して選べる。
そんな“ちょうどよさ”を大切にした、マイルド系のエルサルバドルです。
一言コメント(マイルド系)
やさしい口当たりと穏やかな甘み。
毎日の一杯に自然と手が伸びる、安心感のあるコーヒーです。
